09 August 2023
【FPVドローンを飛ばしたい!No.01】まずはともあれ、必要な免許を取得しよう!
ドローンブログの幕開けです!
どうも!CreationForNoOneのタカノケースケです。
以前から、ドローン飛行をしたいと思っていたのですが、いよいよ本腰を入れて準備を始めました。
とはいえ、ドローンを始めるにしても、まずは超えないといけないハードルがいくつかあります。そして、調べても情報がそもそもあまりなかったり、古かったりするものも多い印象だったので私の備忘録も含め、ここに残しておこうと思います。
目次
1.FPVドローンを飛ばしたいと思ったら、まずはともあれ、必要な免許を取得しよう!
結論からいうと、まず取得すべき免許は「第四級アマチュア無線免許」です。もちろん「第四級」以上であれば、FPVドローンを飛ばす際の要件をクリアできますので、最初から、あまり試験範囲に差のない「第三級アマチュア無線」を取ってしまう方もいます(モールス信号と国際電波法規が加わるくらいです)。
なぜ、無線の免許が必要?
まず、FPV(First Person View)ドローンとは、ドローンにカメラレンズを搭載して、飛行映像を自身が装着するゴーゴルに飛ばし、その映像を見ながら一人称視点で飛行させるドローンのことです。
そして、上記の「飛行映像を自身が装着するゴーゴルに飛ばす」という部分が、無線免許の取得に関してとても重要です。
「飛行映像を自身が装着するゴーゴルに飛ばす」際に使用するのは、電波通信になります。そして、この映像を飛ばす電波を使用するために必要な免許が無線免許になります。
具体的には、「飛行映像を自身が装着するゴーゴルに飛ばす」ためにドローンに搭載するカメラレンズから画像伝送ために使用する”無線設備”の用いる電波の周波数帯が「5GHz帯」になるので、「5GHz帯」を使用するには免許が必要になりますよってことですね!
2.第四級アマチュア無線技士免許と第三級陸上特殊無線技士免許の違い
さて、FPVドローンを興味を持ち、資格について調べるとこちらの2つが出てくるかと思います。
ざっくり言ってしまうと、趣味としてドローンを飛ばしたい場合と、仕事として運用したい場合に分かれると思ってください。
アマチュア無線の資格では、その性質上、仕事に利用することはできません。電波法施行規則に規定する「アマチュア業務」の定義が以下になります。
”金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う自己訓練、通信及び技術的研究その他総務大臣が別に告示する業務を行う無線通信業務をいう。”
なので、仕事を視野に入れている方は、「第三級陸上特殊無線技士免許」以上の資格が必要となります。
将来的に仕事で運用するつもりでも、結局のところ第四級アマチュア無線技士免許は必要になる
ドローンを飛ばすには、当たり前ですが練習が必要になります。そして、練習するには無線局の開局手続きや機体重量100g以上のドローンの場合には機体登録などが必要になります。(2023年8月現在)
開局手続きや機体申請は、後々、別の記事でまとめていきたいと思いますが、ドローン飛行の練習する際には、結局は「アマチュア無線技士免許」での”アマチュア無線局”の開局が必要になります。
まずはともあれ、「第四級アマチュア無線技士免許」を取得しましょう!
3.「第四級アマチュア無線技士免許」、独学のすすめ
しっかりと勉強すれば、試験に落ちることはないと思います。
市販されている、どの参考書と問題集でも構いません。参考書に関しては、必要ない人もいるかと思います。
独学の進め方としては、まずは一通り、問題集を解き、解説を読みながら進め、ある程度回数をこなしたら、問題の回答とその回答になる理由を答えられるようにするという、ごく当たり前のやり方で大丈夫です。
問題集は基本的に、項目ごとに過去の出題パターンの基本形がいくつか掲載されていて、1ページないし、2ページに数問が掲載され、次ページに各問に関する解説が書いてあるというパターンが多いと思います。
また、あくまで、私の個人的な印象ではありますが、参考書についは各項目について、さらっと表面的にさらっていくイメージです。参考書に何度か目を通してから、問題集に取り掛かっても、「こんなこと参考書に書いてあったっけ?」みたいなことが割りとあります{笑}
あと、全くのゼロ知識から入る人も多いと思うのに、この誤植はさすがに…みたいなところもあるので、まずは購入した参考書・問題集に関しては出版社のHPで正誤表を確認してください。
今回は、FPVドローンを始めるのになぜ「第四級アマチュア無線技士免許」が必要かを解説してみました。これからドローンを始めようと考えているお仲間の参考になったら幸いです!
では、また!